Smily Books Blog 2023年7月更新中

Webサイト製作の流れ(著者、出典不明)

現状:
インターネット上に手軽に入手できる情報も多いため、Webページの出来栄え自体、プロとアマの差別化は困難(時にはアマでもプロ以上のWebページ有)

必要性:
よって、差別化するためにも製作する上でのマーケティング(事前調査)がまずは必要。

差別化の方法:
1. 製作者側が本来持っている得意分野を生かす
2. デザイン面の充実(ただし、性能、本来の目的を睨んだ上で実施)
3. プライオリティの明確化

コンテンツは重要だが、それを全て抱え込む必要はない。的確な別会社とのコラボレーション、アウトソーシングを利用したプロジェクト体制をうまく作る。

1.コンセプトメイキング
漠然としたイメージ(=目的=ニーズ)をまずヒアリングで聞き出し、そこから掘り下げた内容のプレゼン(=手段=ウォンツ)を回答(提案)する。最終的なWebサイトイメージ(=より具体的な目的に即した表現手段)に落ち着くまでには、この作業はスパイラルとなり、ゴールは期待される効果(=ベネフィット)がクライアントから承諾されるまで。
コンセプトシート記入項目としては、目的、内容、ターゲットユーザ像、効果、費用概算、スケジュール概要、製作スタッフ体制が最終的には必要であり、これのゴールがフレームワーク(=企画提案書のベース)となる。

(1)ターゲットの絞込み
ユーザ像を具体的に把握するまでヒアリングする。作業上(リアルタイム性、随時など)あるいは環境(端末、LAN等)上どんな問題を抱えているか捕らえる。

・解像度:プリントアウトなど考えると640×480が基本(600+5ピクセル程度で、A4サイズの横幅に収まる)。
・色数:256colorはあくまでもシステムカラー(OSにより違う)なので、ブラウザ共通パレットの216colorが基準。
・フォント:統一をとるならスタイルシート使用が最適。利用不可の場合、ファイルサイズなど問題なければテキストのグラフィック化、対応ブラウザやOSにより表示させるページを分岐させる(フォントの違う環境分ページを用意する)事も可能。

2.表現方法の決定
・検討余地は広くとる。例えばフレームや写真は重いから使わないと考えるのでなく、それを生かしたサイトにするにはどうしたら良いかといった発想で検討する。
・Webシステムの基本的な特性(=ディスプレイとユーザが1対1で向き合い情報をやり取りする)を踏まえて効果的な表現手段を考える。

4. サイトマッピングの種類
(1) ファースト・サイトマッピング
初期画面にマッピングするカテゴリーの数は8つ程度。それ以上はまとめるよう検討する。
(2) セカンド・サイトマッピング
初期画面からのツリー配下のサイトでは、アクション(=操作性)を考慮する。次階層へのリンク、元に戻る、スキップ、検索/選択方法など必要/不要なアクションをブラッシュアップしていく。