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「すまいりマンスリー」から引っ越しました。

Smily Books Blog 2017年10月更新中

40歳からの仕事術 山本真司(新潮新書)

1.MBA不要論
(1)MBAの真価
①ブランド価値
 自分を知らない人に一定の品質を伝える事ができる(専門的品質の伝達手段)
 コモディティ(日用品)は客観的品質の共有が目的(ブランド品と異なる)
②希少性
 認知度と希少性が最も高い時が価値最大
 現在はが下がっている(全国に推定2〜3万人)
(2)ファイナンス理論の基礎
①株式調達にはリスク分に対する(プレミアム分の)資本コストが必要
②企業価値は実物経済で決まる(ファイナンスとは無関係)

2.自立するための思考法
・自分で考える=イマジネーション
(1)「あるべき姿」は言語や紙の上だけでなく、生き生きとした実体(三次元)としてイメージし、そこから自分で思考実験を行う
(2)イメージを動かし根っこの原因を把握したら、理想的なイメージを明確にして、一番伝えやすい言葉で置き換える
(3)行き詰まったら、それまでの過去は捨ててゼロクリアで考え直す(それまで考えたコストがもったいないとは考えない)

3.本質をえぐる分析技術
(1)経営分析は科学的に行う(デカルト=ニュートン型科学合理主義)
①客観的真理は必ず存在する
②物質は全て要素の細分化可能(還元論)
③物質の各要素には因果関係を導出できる
(2)分析もどきは描写(ディスクリプション)しているだけ
・資料を集めて並べている(描写)だけでは分析とはいえない
(3)本来の分析は因果関係を特定化する
・因果関係にあたりをつける(イメージする)気づきが必要
(4)仮説設定法
①情報の質
・事実のみ収集、意見は捨てる
②情報の量
・最初からWhy?を意識しながら最小限の情報を収集
③他人と話す事により刺激剤を放り込む
④違うと思ったらすぐ捨てる
(5)逆算して考える
・分析開始時に情報収集→仮説検証→結果確認のワークフローと最終系をイメージし、逆算してスケジュール
・時間的制約の中で捨てる戦略により最大効率、最大効果を上げる
(6)5Cの方法論
①コレクト(Collect)
 仮説検証する情報の収集
②クリエイト(Create)
 「逆算して考えて」自分なりの仮説をイメージする
③コンファーム(Confirm)
仮説を検証する 
④クリスタライズ(Crystalize)
相手に伝わるようなメッセージの抽出、ストーリーラインの体系化
⑤コミュニケート(Communicate)
 聞き手のニーズに合った形で伝達手段やポイント部分を工夫する

4.メッセージを売り込む
(1)コミュニケーション相手のセグメンテーション
①中間管理層
ニーズ:上位概念の理解、利害関係者:顧客、部下
②専門職
ニーズ:変化の激しい実務詳細の理解、利害関係者:専門業務そのもの
③一般職社員
ニーズ:自分自身の作業アクションプランの理解、利害関係者:目の前の仕事そのもの
④ぶら下がり社員
ニーズ:なし、利害関係者:自分自身

5.自分を変える戦略
(1)時間資源の最適配分術
・持ち時間の正確な把握
 自分の癖からくる時間の使い方を質の違いで3つにレベル分け(2週間くらいのスパン)
  ①睡眠、休息②集中持続③アイデア発酵
・5Cのレベル分け
 ①クリエイト②コンファーム③クリスタライズ④コレクトの順に質の高い時間を確保する
・アイデア発酵の期間
 寝る前にアイデアを仕込み(コレクト)、翌朝クリエイトが理想的
・細切れの時間こそ集中しやすい
 15分空きがあった時にクリエイトする仕事を割り当ててみる

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