実務で役立つWBS入門 GregoryT.Haugan(翔泳社)
1.基本概念
(1)各レベルのルール
①レベル2にプロジェクトマネジメント要素をおく
②レベル4をワーク・パッケージ、レベル5をアクティビティとする
③アクティビティをスケジュールやネットワーク図に記述する
(2)100パーセントルール
WBSの次の分解レベル(子供)は、親要素に属する全てのの作業を表わす
2.WBSの作成
(1)レベル2の要素
①プロダクト
成果物要素
②サービス
プロジェクトの目的達成に必要な作業分野(進捗会議など)を表わす
レベル3は特定の組織や個人による同種の作業グループとなる
(運用管理のアウトソースにおけるSLAに基づき提供されるサービスも含まれる)
③結果
プロジェクトの結果(成功)達成に必要な要素(作業手順の見直しなど)
レベル3は各プロセスの手順となる
(SIやITコンサルが提供したシステム構築も含まれる)
④横断的要素
成果物作成を支援する要素
レベル3は統合、分析、プロセスの3つのタイプがある
⑤プロジェクトマネジメント
プロジェクトの管理面での作業や責任を表わす要素
レベル2のみ1つ存在する
3.WBS作成ツール
(1)WBS Chart Pro
http://www.criticaltools.com/
(2)MindManager
http://www.mindjet.com/
http://www.nsgnet.co.jp/mm/