Smily Books Blog 2023年7月更新中

考え方のつくり方 渡辺パコ(大和書房)

1.理論編(考え方ってなんだろう?)
(1)自分の考えを相対化する
  ①自分の考えを持つ=他人の意見を聞かないではない
   (自分の意見を絶対的と考えると他人の意見を聞かなくなる)
  ②他人の意見も理解し、自分との意見と比較すると自分の価値観は高まっていく
(2)隠れた前提を疑う
  自分の思い込み、当たり前(絶対的にしている意見)を疑ってみる
(3)「フレーム」を発見する
  議論の中で常に全体をつかむ事を意識し、自分と異なる意見(正反対、ちょっと違うなど)を類似のもの同士フレーム(考えている枠組み)としてグルーピングする
(4)歴史感覚を持つ
  時間的感覚を広く考えてみる(7世代=200年くらいの幅を判断の基準とする)
(5)地球感覚を持つ
  場所的感覚を広く考えてみる(5大陸の代表的な地域の情報は知織化しておく)
(6)自分の主張の根拠を説明し、相手の主張の根拠も理解する
  ①自分の主張は複数の根拠で説明(主張+複数の根拠でピラミッド・ストラクチャを作る)し、納得感のあるものとする
  ②相手の主張がピラミッド・ストラクチャとなっていないばあい、質問形式で構造化できるよう誘導する(なぜそう思うのかの理由が複数得られるような質問を3~5個くらい聞いていく)
  ③最終的に自分と相手の主張(論点)の分岐点がどこなのかを探る

2.実践編(ディベート内容は別途)
(1)教育について、どう考える?
(2)男女の考え方の違いをどう考える?
(3)ブローバリゼーションで世界は豊かになる?
(4)宗教は人々を対立させる?
(5)戦争は絶対いけないこと?
(6)自然は人間が管理すべき?