できる・使えるプレゼン術 村松 かずみ(日本能率協会マネジメントセンター)
1.アンカリング
ある体験と五感の刺激を結びつける(アンカーする)ことで、同種の刺激により再体験できるようにする
その場に応じた役割に切り替え可能なスイッチをいくつも持っていると良い
(1)アンカリングの仕方
①プラス、最高の状態を思い浮かべる(過去の追体験)
②感情・感覚が最高になった時、アンカリング(ひじに触れる、イメージした輪の中に入るなど)
③普通の状態になるまで、いったん忘れる
④アンカリングを行い、②の状態になれるかどうかチェック
(2)アンカリングの応用
①ネガティブ連鎖からポジティブ連鎖への切り替え
緊張した状態から、強制的にリラックスした状態(リクライニング、深呼吸など)をとる
②最高状態の代用
過去の良い体験がない場合、別目的で最高だったときの状態を思い浮かべて代用する(自分自身でない理想の人、映画俳優でもよい)
→アンカリングできた後に、イメージする内容を代用品から本物に変える