Smily Books Blog 2023年7月更新中

【送料無料】ダメな自分を救う本 [ 石井裕之 ] 石井 裕之(祥伝社)

1.ダメな自分からスタートする
(1)潜在意識は「ないこと/もの(否定すること)」を理解できない
 「緊張しないで下さい」と言われる程緊張してしまうのは、「緊張しない」ということが潜在意識で理解できないから
(2)潜在意識にとって重要なのは過去でも未来でもなく「今、この瞬間」のみ
 ①「今、この瞬間」は自分が今できる事しかできないという事実(現実)を知る事
 ②今できる「ほんの小さな事」が大事だという事を知る事
(3)今できることを書き出し、24時間以内に行動する
 行動できた自分に対して素直に喜ぶこと

2.なりたい自分が入るポケットを作る
 ポケットとは、心の準備、本番(目標や夢)のための予行演習のようなもの
(1)潜在意識は現状を維持し、変化しない事を求めるものだと知っておく
(2)よって、潜在意識に変化しても大丈夫という安心を与えるためのポケットを作る
(3)ほんの小さな事で良いので目標に近づくことを試しに行動することでポケットは作られる

3.なりたい自分にふさわしい行動をとる
(1)行動に依る暗示(アフォメーション)が潜在意識に最も強く力を与える
(2)なりたい自分を具体的に7項目書き出し、どんな立ち居振る舞いをしているかまでイメージする

4.ダメな自分を救うテクニック
(1)自己コントロール編
  自分の取り巻く空気(半径1.5メートル)を泥水の入ったコップだと想像し、泥が沈殿してきれいな水になっていくところをイメージする
(2)対人関係編
 ①相手の両肩に両手を乗せている感触をイメージする
 ②相手の呼吸を感じ、リズムを合わせる(相手が話し終わったら息を吸い、話してる時には息を吐く)
 ③相手の印象の逆(目立たない所)をほめる

5.自分を好きになる
ほんの小さな事で良いから自分を変える(=殻を破る)行動をとり、行動できた自分をほめる(=その時の自分を好きになってみる)

6.人間関係をスムーズにする
(1)自分の事を話す
  日頃の出来事で良いので単なる事実でなく(人となりがわかるように)その時どんな感情だったかを説明する
(2)相手の話した事を否定しない(アドバイスもしない)こと
  ただ相づちを打つだけでなく、「それで良い」「大丈夫」だと主旨の内容だけを伝える
(3)相手とは完全な「価値観」は一致しないものだと「理解」すること
  「共感」はできなくとも「理解」できるということを知る事

7.恐怖心に打ち勝つ
(1)身体の中に心があるのでなく、大きな心の中に身体があるとイメージする
(2)対峙する問題に立ち向かう(=既に心が狭く小さくなっている)のでなく、その相手を飲み込み、包み込んでしまうようにイメージする