Smily Books Blog 2023年7月更新中

Far From Home/traffic(off course,KB of Steve Winwood)

 久しぶりに近所の中古CD屋を覗いたら発見!&久しぶりのヒット!
僕にとって80年代以降のSteve Winwoodは、やっぱりハズレなしでした。
彼はジミヘンに「アイツのバックでギター弾きたい」って言わせたくらいのミュージシャンなのに、
日本での知名度が(一般ピープル的には)全くないのが全く不思議!
ミュージシャン受けが良いというか、日本じゃいわゆるmusician's musicianな人なのかなぁ。


 trafficってのは彼の昔のバンドで、60〜70年代のバンド。
なので、流石にその頃のサウンドは聴いた事もなく&CDレンタルする気もなし。
でも、このアルバムは20年振りに再結成して作ったアルバムなので、
良いメロディとボーカルに90年代サウンドがうまくブレンドされて耳障りもよく心地よい。


 この人、本職?のハモンド(KB)の他、ほとんどの楽器がプレイできてしまって、
でも、その中でたぶん一番苦手なのがドラムで、その分、リズムアレンジには相当凝る人。
それは定盤Back In The High Lifeの1曲目(Higer Love)とか聴けばすぐわかるんだけど、
このアルバムでもやっぱり1曲目はリズムアレンジがノリノリ良い感じ。
8と16Beatsのミックスで少しハネた感じが、何ともファンキーで心地よい。
trafficオリジナルメンバのJim Capaldiのドラムもステディな感じでなかなか。
でも彼は2005年に亡くなったそうで、なんとも惜しい。


 クロスロードだとクラプトン、ギミサムラビンだとブルースブラザースが有名かもしれないけど、
本家?のこの人のお唄で是非ライブ聴いてみたいものだ。
ココココでわかる通り、UKやUSではしょっちゅうライブしてるみたいでうらやましい限り。
7/28のコレなんて超気になるし〜〜〜。これたぶん、ベック&クラプトンとジョイントっすよ。
またいつかCATVかDVD化されるのを待つしかないかぁ。情けなぁ(*~*;;)