Smily Books Blog 2023年7月更新中

すてぃっくとみゅーと

ドラムのスティックの事は以前ココで少し書いてますが、
材質は最近はすっかりメイプル派になりつつあります。
理由はココにも書いたとおり、
他のメンバから「ウルサイ!」と言われない小音量ドラミングとするため(^^;;
狭いリハスタで唄物バックバンドとしてドラムを演奏する場合の宿命かと。
あと、ヒッコリーやオークと比べ圧倒的に軽量なので、
ドラムエルボー防止も兼ねてたりする、かな。


こないだ久し振りに24帖のリハスタに入って実感しましたが、唄や他の楽器の邪魔する事なく、
テープミュートだけでスネアの音が気持ち良くバンドに溶け込んでいた気がしました。
逆に言えば、これくらい大きなリハスタでないと、
そもそも唄物のバックで本来のスネアの音は出しちゃいかんのかなと思いました。
20帖以下のリハスタでは、スネアはいわゆるタオルミュートまでしないとダメみたい。
しかし、ビーターの部分までタオルで覆う形でミュートしてしまうと、
もはやどんな種類のスネアで叩こうと大差のない音になってしまい、
悲しいかな、スネアが持つ本来の鳴りの部分は全くなくなってしまいます。
ポンタさんがSteveGaddとさんざん研究したあげく、
ティッシュでのテープミュートが一番良いとの事なので、
本来はそれをベースにミュートをしてあげたい所なんですが。。
そいえば、最近リングミュートを使ってないので、そっちと併用してみようかな。
スタジオの広さと他の楽器とのバランスもあり、
スネアのミュートに関してはも少し研究してみる余地がありそーです。


スネア以外ではバスドラも最近は必ずミュートするよーになりました。
ヘッドのテンションをギリギリまで下げ、
バスドラのフロントヘッドの穴に詰め物(たいていは自分のスティックバッグ)をします。
最近フロントヘッドの穴は小さなものが多くなり、
詰め物するのも苦労するよーになりました。
昔は、真ん中に割りとデカく(全体の1/2くらいの直径)
丸い穴を空けたタイプが多かったので、そこから手を突っ込み、
中にあるブランケットを裏ヘッド(要するにキックペダル打面の裏)にピッタリとブロックで固定したり、
更に自分のカバンなりタオルなり追加して、サスティンの抑制&アタック増強を図っていたのですが、
最近はそんな事ができない構造となってしまい、上記の対策で対応せざるを得ません(;_;)
スタジオによっては、キックペダルもカチカチ(スプリング固め)、
バスドラヘッドもカチカチなんて所もあるので、
スタジオに入ってどちらもユルユルに調整し直すだけで一苦労します。


更にハイタムの共鳴がひどい時には、ティッシュでテープミュートしてあげたりもします。
ツータムの口径がどちらも同じ場合、
どーしてもハイタムの方をハイピッチ気味にせざるを得ないため、共鳴しやすくなりますね。
タムは時間をかけてあげれば、よいポイントのチューニングができると思うのですが、
リハスタで他のバンドメンバと時間共有してる以上、そんな事は許されないので、
現状の状態から、本来のドラムの鳴りを崩すことなく、
最短時間で効果的なミュートができるかという所を優先してチューニングしてます(^^;;


たまにですが、ハイハットもミュートする事があります。
これはスタジオというより、ライブ会場に多いのですが、
ハイハットをどんなにソフトに刻んでも、
キンキンと耳障りな音で鳴ってしまう時があります。(床や天井が固いよーなお店など)
これも基本はやっぱりティッシュでのテープミュートで、場所は当然、打面から外れた所。
ハットは左右どちらからも叩く場合があるので、自分から見て一番奥側をテープミュートします。
ただし、ハイハットは少し遊びを持たせてスタンドに止めてあるため、
スティックで刻んでいるうち、クルクル回ってテープミュートの部分が打面になってしまう事が多々あります(@_@)
これは、回転させないよーなスティッキングで、なんとか凌ぐしかないかなと思ってます。
曲中余裕があれば、マニュアル調整しますけど、
テンポが速くハットをひたすら刻むよーな曲中でクルクル始めたら、もはや調整不可能(*_*)
これまた人知れず、何気に苦労する所です。


いじょ、ドラマーの人しかわからない苦労話でした。