Smily Books Blog 2023年7月更新中

奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ リカルド・レムラー(総合法令)

1.一週間毎日を週末と思って過ごすこと
 仕事、余暇、のんびりとした時間を毎日バランス良く使う事

2.社員「全員」が「常に」仕事に情熱を持っている企業などあり得ない
 (1)人はなんであれ(それが仕事であっても)、時間がたてば興味を失ってしまうもの
 (2)人の興味は高まる事もあれば低くなる事もある(それが普通の人)

3.才能とはゆっくり伸ばすものであり、その才能を発揮する事が人生を価値あるものにする

4.なぜ自己啓発、モチベーションアップの教育を企業は繰り返し行うのか?
  今の仕事が天職(=才能を活かせる仕事)であれば、そうした教育自体不要
  →それよりも才能を発見するためのプロセスやチャンスこそ企業は社員に与えるべき

5.人の才能は人それぞれであるため、仕事の方を人に合わせてカスタマイズすること

6.企業は率直であること
 (1)企業がクライアントと契約する際には、最初に自社の利益を公開してしまうと良い
→「このプロジェクトでは我が社はこれだけの利益を予定している。これは多過ぎですか?では、どれくらいが妥当でしょうか?」と交渉する
 (2)顧客が気がつかない欠陥を見つけた場合、顧客が気がつく前に必ず報告すること
(3)クライアントの不祥事(セクハラなど)を知ってしまった場合、(たとえクライアントであっても)「この事実をどう思いますか?」と率直に質問する(問い正す)こと

7.組織の理想的な人数は6人程度
 例えば、36人で1つのグループとするより、6人ずつ6つのグループ編成とした方がよい

8.企業の社員をどこまで信頼できるかがポイント
 フレックスタイム、テレワークなどはあくまで制度上の形式に過ぎない
 →重要なのは社員を信頼する(大人として扱い、管理しない)ということ