Smily Books Blog 2023年7月更新中

ヤン・ハマー&トニー・ウィリアムス /ライヴ・アット・モントリオール

1991年のライブ。JazzしてないTonyを初めて見た。
1997年に51で他界してるので、46の時の演奏になる。
第一印象はとにかく上腕が太い、パワフルという感じ。
プレイはひたすらシングルストロークのゴリ押し。
セットはグレッチでチューニングがたぶんタムも含めてかなり高め。
Jazzセッティングのまま無理やりパワーでロックドラムしてた。
たしか彼は小指でホールドしてスティックをグリップするタイプなので、腕の振りがすごく硬く見える。
特にスネアのバックビート打つ左手とかよくあんなフォームでできるな、セットに近づきすぎじゃないの?という気がする。でも当然ながらちゃんとロックのノリになってた。
ヤンハマーは相変わらず、Beckとやってた時と音もプレイも変わらない。
シンセであれだけGuitarマネできる人はいないんでしょうね。
選曲はHammerのDarkness
とかCrusin'
BlueWind
BeckやDeMeola時代の曲がメイン。
結論としては、Jan HammerBeckともう一度やって欲しいなと。
Tonyはロック、フュージョンはNG。やっぱりマイルスとやってた20代までなのかなぁ。
VSOP
の頃が凄いと人から聞いたことがあるが、まだ聴いたことない。
DVD化されないかな。