Smily Books Blog 2023年7月更新中

意味なく大きく笑う人

#ウケがよかったので、次の人をご紹介。いつまで続く事やら。

 さてさて、昔々ある会社に


意味なく大きく笑う人


がおりました。その人は静かな静かなスタッフたちに囲まれて、いつもいつもおんなじ仕事ばかりしているのですが、なぜか毎日

ニヤニヤ

笑いながら仕事をしているのでした。お仕事中、その人宛にお電話がかかってくると、必ずといっていいほど大きな声で笑ったりもします。ただ、周りがいつも静かなだけにその大きな笑い声がとても目立つ(つまりはTPOわきまえないウルサい奴)人に思われていました。
 よくある話なのですが、人の笑い声は、周りの人を必ずしも同じように愉快にさせるものとは限りません。マーフィーの法則ではありませんが、静かな時に限ってその人は電話しながら高笑いしている事が多いような気がします。
たま〜にパソコンを見ながら一人で

ニヤニヤ

している事もあるようです。という事で、やっぱりこの人もちょっと不気味系な人なのでした。
 ご当人一人でニヤニヤしてるだけでしたら、そのお姿を目にしないようにしていれば良いのですが、突然、冗談?とも本気?ともわからない不思議な話を周りの人たちに始め出す事もあります。話自体シリアス(例えば誰かが死んだみたいな)なのに、話してる本人が話の途中で大きな声で笑い出すものだから、聞いてる方はあっけにとられるというか、どう取り繕ったら良いかわからなくなり、ひきつったお愛想笑いを浮かべるしかない状況に追い込まれてしまいます。ある意味とても苦痛です。そうしたお話では、ときおり変な

が入るのも特徴です。ご当人としては、お話しながら、

さぁここが笑うところですよ〜〜!

という事で作っている間なのかもしれませんが、聞かされている人にとってはある種拷問になってしまいます。結果的にご本人だけがその間の後、堪えきれずに変な笑い(グフグフ系)を吹き出しているのですが、たまに周りの人たちもつられて?笑う(クスクス系)こともあるようです。ただ、これは失笑してるのが本当の所でしょう。そうなるとタチの悪いことに、その失笑がご当人には

ウケた!

と勘違いされてしまうことで、するとそれに輪をかけてご当人の高笑い(でもやっぱりグフグフ系)が始まってしまう事になり、そうなると聞かされてる方はまさに地獄のリスニングトレーニング開始!ということになります。
 風貌はパっと見、がんこオヤジ顔、でも体型(というか手足)がこじんまりしてるせいか、迫力はまるでなしでした。ニヤニヤしてる時はいわゆる怒りながら笑う人の本物版といえるかもしれません。
 椅子に座るとよく足を組んでいるのですが、おみ足が短いせいか、形が4の字みたいになってしまっています。そうですね、足を組むというより、左足のかかとを右膝の上に乗っけているというのが正しい表現なのでしょう。もしかしたらいすの上であぐらをかきたいのかもしれません。人それぞれいろんな座り方があるものです。皆さんも椅子に座る時は気をつけましょうね。それでは、また。