Smily Books Blog 2023年7月更新中

発想の技法 さとう 秀徳(日本能率協会マネジメントセンター)

1.スパーク発想の視点(技法編)
(1)見る技法
 物事の目的、本質、ポイント、原因を考える
(2)換える技法
 ①現状の変換、改良を考える
 ②視点を自分、他人(相手の立場で考える、実際にヒアリングする)で発想
 ③似たケースに置き換える
(3)挙げる技法
 ①先に出来る事、わかる事を挙げてみる
 ②今ある持ち駒(既存資源)を挙げてみる
 ③具体的な例、状況を挙げてみる
 ④対照的なものや似たもの同士を挙げてみる
 ⑤物事の接点(=ポイント)に着目し、挙げてみる(電化製品のコンセント、人間関係の挨拶、道路の交差点など)
(4)広げる技法
 ①プラス転換(問題点=マイナス面のみ考えるのでなく、プラス面も広げて考えてみる)
 ②対象となる空間、時間、人など広げてみる
 ③mustの否定(思い込み、偏見の壁をなくす)
 ④型破り&J発想(型破りで考えた後、現実にJターン(具体化、現実化する事による現実への引き戻し)

2.壁の越え方
・以下の例を問題解決のヒントとする
(1)押してみる
(2)引いてみる
(3)揺すってみる
(4)壊す(大きな石、テコ、ブルトーザ)
(5)割れ目をみつけたたいてみる
(6)まず穴をあける
(7)壁の下に穴を掘る
(8)登る(ロープ、カギ、はしご、棒高跳び
(9)乗り物を使う(飛行機)
(10)溶かす(薬)
(11)他者の力を利用する(肩車、公共機関、鳥)
(12)壁の横を通る
(13)別の道に遠回りする
(14)しばらく様子を見る
(15)いったん引き返す