Smily Books Blog 2023年7月更新中

Flood(Herbie Hancock)

ジャケがオドロオドロしい。なんだかHerbieの顔もコワい。
当時流行ってたのかな。マイルスにもこんな感じしたジャケのアルバムがあったような。
でも、マイルスは絵心もあるし、もっとセンスが良いんだよねぇ。

'75の日本でのLive。これを生で聴けた人がうらやましい。
こんな演奏なら今やっても好きな人が集まって踊りまくり、、になるんでないかな。
HerbieにはTokyo Jazzみたいな中途半端なセッションじゃなく、どうせやるならこれくらい強烈なファンクセッションして欲しいものだ。

バンドメンバにフルートが入ってる。疾走するようなファンクな曲にフルートは効果的。
そいえばJacoの曲の"Cha-Cha"もそうだし、リトナーにもそんな曲があったような。
疾走系にフルート!この時代、特に流行ってたんでしょう。
ベースもJacoみたいにウニウニしてて気持ちよい。
ただ、今どきじゃ絶対許されない長〜い曲が半分くらいある。CDで聴くにはチト辛い。
このバンド編成(ファンク路線)にしてはMaiden Voyageが予想外に良かった。長めのピアノソロの後、バンドが入ってきて静かに曲を盛り上げていくのがオシャレ。テーマをフルートに任せてるのもツボにハマってる。