成功の9ステップ ジェームス・スキナー(幻冬舎)
1.成功への道
(1)生活の質は連想の質で決まる
①気を紛らすのでなく、創造的に楽しむ方向に連想する
②成功するには今欲しいものを犠牲にして本当に欲しいものを手に入れることが必要
2.学習
(1)脳の中の情報は感情によって分類(優先順位)されている
(2)学習とは行動自体変えること
(3)学習の目的は既にある知識との違い(区別)に気がつくこと
3.自分の「状態」を作りあげる要素
(1)過去の経験・知識
(2)身体の使い方(視覚、聴覚、触覚)
(3)話し言葉と習慣化している質問(疑問)
4.健康
(1)ケトシスに気をつける
糖質摂取が不十分だと脂肪が不完全燃焼してしまう
(2)最適な運動プログラム
①ウォーミング・アップ
最大心拍数(220-年齢)の半分で10分:90(60の2拍3連)で10分
②バターを燃やす
最大心拍数の80%で20分:150(60の5連符)で20分(最大45分まで)
→疲れてきた(糖質が燃えてきた)らペースを落とすこと
③ウォーミング・ダウン
快適だと思うペースになるまで落とす(通常10分)
④週に3回行う
(3)食習慣
①食事の前に深呼吸数回(血液の2倍あるリンパ液の浄化)
②朝は果物だけ食べる(お腹が減っている時だけ食べ、他の食べ物といっしょには食べない)
③パン(炭水化物)と肉(タンパク質)は一緒に食べない(アルカリ性と酸性の消化液が混ざるため)
④夜食は果物だけ
⑤肉(タンパク質)は不要
→野菜、果物にある8種類のアミノ酸さえ摂取できれば、タンパク質は体内で生成される
5.計画
(1)毎週目的とする感情(感じたい気持ち)を書き出す
達成感、能率、健康、自由、バランス、幸せ、etc...
(2)(1)を得る充実領域を明確化する
自由:一人での時間、健康:水泳、etc...
(3)望む結果(行動計画)をリストアップする
単なる活動でなく目的達成結果として書くこと
(4)ブッキング調整
新しい予定はできるだけ自由時間の固まりが長くなる形で追加していく(自由時間のバッチ化)
(5)非優先事項の決定
「しないこと」「後でやってもよいこと」を決める
→全て/皆を満足させようとすると、全て/誰も満足できなくなる
6.行動
(1)「やってみる」でなく「やる」か「やらない」かのどちらかを選ぶこと
(2)PhD(Poor,Hungry&Determined)だと思い切った行動がとれる
7.リーダーシップ
(1)リーダーシップとは他人を成功させること
(2)傾聴と質問技法
①方向転換
相手の質問に対し、質問で答える
②正確さ
不足している情報を質問する
③意味を明確にする
曖昧な言葉の定義を確認する
④感情移入
相手の言葉を自分の言葉で言い換える
(3)説得
相手にとって快楽or痛みの質問で相手の動機を確認する
→まず痛みの質問から(どんな事が
(4)説明
①プリフレームで先手を打つ
話す前にテーマ、意味付けを相手に伝え、主導権を得る
②リフレーミングでプラス転換
話している内容がマイナスの方向の場合、話した後にそのテーマ、意味付けをプラスに転換させる