Smily Books Blog 2023年7月更新中

ぜったいりずむかん

こないだのリハでふと思ったので、忘れないうちにブログしてみます。

絶対音感mixiアプリについて、バンドメンバで話題になりました。
「簡単だね〜」「永遠に終わらないよ、あれじゃ」みたいな、よくありがちな感想。。
僕自身はというと、デジタルにポイント付けをして、
人と競争するというシステム自体がもーダメ(*_*)
逆にそんな世界がお好きな人は、そのうち「絶対音感」対戦型ゲームとかできたら、超ハマってしまうのかも。。
対戦スタートするや、もの凄い不協和音の連打攻撃!相手はそれを即座に解答!スゲ〜〜みたいな(^o^)


僕自身、絶対「音程」感は、お勉強も訓練(ソルフェージュ的なもの?)も全く受けた事はないのですが、
本当に好きな曲なら何度も何度も、もう何十年も聴き続けてるから、
そのキーのままでいつでも即座に歌うことができると思うし、
たまにカラオケとかオリジナルの歌い手さんが、
オリジナルキーからズラして唄ってると超気持ち悪くなります。
キーも含めて楽曲として「こーあるべし!」と頭にインプットされてしまうともーダメみたいです(^^;;
あとメインボーカルの唄メロに対して3度ハモくらいの簡単なコーラスなら、すぐに対応できるほーだと。
なので、相対音感的なものは多少あるのでしょう。
すぐにハモれるとカラオケで人が知らない曲を唄い出しても密かに楽しめますし、面白いです。


で、そんな折、
「そいえば、絶対音感はあるけど絶対リズム感みたいなのってどーなんでしょ?」っと感じたのでした。
「どんなBPMでも即座にテンポ出しができる」みたいな特技があれば、
バンドでも重宝がられるかもしれません(^o^)


僕はドラムを演奏してるくせに絶対リズム感なるものには、はなはだ自信がなく、
リハーサルでいつもカウント出しの時には、
オリジナル音源のテンポを事前に確認するクセがついてしまってます(^^;;
とはいえ、本当に好きな曲なら絶対リズム感(テンポ感?)が
全くないわけではないと自分では思ってるのですが。。
カウント出しする立場上の責任&他のメンバに対するマナーとして、
保険をかけてるという部分が多少あるかと。


ただ、カウント出しする前にそもそもメンバ全員の共通認識として、
「この曲はたしかあれくらいのテンポであんなリズムだったよな」
というある程度同じイメージがメンバ全員の頭に浮かんでいる事が大前提で、
ドラムは全員のイメージに対して「はい、これくらいのテンポでしたよね」と提示してあげるだけ。
実際の音としてスティックカウントでテンポは刻んではいるけれど、
それは単なる始まりの合図&最終確認程度のものになっていれば、
バンドとして息の合った演奏ができてるのかなぁとも思います。
例えばバンドのメンバ全員が超スキな曲だったりすると、
テンポ&リズムが全員の頭にしっかりインプットされちゃってるから、
ドラムがわざわざカウント出しなどしなくても、
「せーの!」でいきなりテンポピッタリなんて事もあるからバンドって面白いです。


と言いながらも、ポンタさんもおっしゃってますが、
カウント出しって本当は奥が深いのかなと思います。
「ワンーツースリーフォー」の言い方を変えるだけ、
あるいはスティックでのカウントの刻み方、あるいは刻まない(休符)やり方を少し変えるだけで、
曲の始まりのバンドのリズム感は全く変わってきます。
(もちろん他のメンバがドラムのカウント出しの意図を無視して、自分のテンポ感で始めちゃったら何も変わりませんが(^^;;)


ドラムのカウント出しは、ある意味クラシックで言う所の最初のタクトを振ってるのかもしれないですね。
これはまた別の機会に気が向いたらも少しブログしてみましょう。
書いてるうちに今までの経験から頭に残っている断片的なノウハウが、
多少なりとも体系的にうまくまとまって整理されればよいなと。。(^o^)