Smily Books Blog 2023年7月更新中

自分マーケティング! HRインスティテュート(日本能率協会マネジメントセンター)

1.自分マーケティング
まずとことん自己分析をおこない、ポジショニングをする。
これまでの自分のキャリアをよく思い出して棚卸作業を行う。
その上で「したいこと」「すべきこと」「できること」を洗い出し、円の中に入れてみる。3つの円が重なった部分に自分の「アイデンティティ」がある。

2.アイデンティティの深耕
アイデンティティを深めるために「何を大切にしているか」を考えてみる。
普段、どんなことを考えながら仕事をしているか。
綿密で間違いのない仕事を行っている人は価値観が「誠実さ」「献身」、常に新しい仕事の方法を考え出したり、新企画を打ち出したりしている人は価値観が「発明・発見」「創造」といった具合。

3.「変化の不動点」すなわち「キャリアアンカー
いわば自分というブランド、コンセプトの核にあたるもの。
キャリアの原点を分析する。

4.「ジョハリの窓」の手法分析
・第1の窓
「知られている自分」
自分の姿をさらしているほど、この窓が大きい。大きいほど、周囲からはよく理解されていて、周囲の無理解に苦しむストレスがない。
・第2の窓
「知られざる自分」
誰にも、他人は気づいているのに自分は気づいていない「盲点」がある。
自分でも意外な自分の姿について、聞く耳を持ち、謙虚に情報を集めてみる。
・第3の窓
「隠された自分」
知りたくない、明らかにしたくない部分が自分の中に潜んでいる。そこには「本当はできる」「本当はしたい」という能力や願望が秘められていることもある。この窓を開くことで、自分の意外な可能性に気づくこともある。
・第4の窓
「無意識の自分」
当たり前と思っていることを止め、自分を別の角度から見つめてみる。例えばルーティンワークを止めるだけで、それまで思いもよらなかった自分を知るかもしれない。