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Smily Books Blog 2017年10月更新中

論理的な文章が自動的に書ける! 倉島 保美(日本実業出版社)

1.メンタルモデル
(1)新しい情報が入力された時、既知の情報を組み合わせて「これはこういうものだ」とする情報の受け皿のこと 
(2)読み返す自分や読んでもらう相手のとってのメンタルモデルを考慮することが重要
(3)脳の情報と同化し、調整しやすい(「メンタルモデル」が作りやすい)文章がわかりやすい文章といえる

2.論理的なビジネス文章とは
 文章の論理的な質は文やパラグラフの構成で決まる(文や語句自体を推敲しても質は向上しない)

3.全体構成を作る
(1)総論−各論−結論で構成する
 ①総論:目的と要約を述べる(目的は省略可能)
 ②各論:総論で述べた情報を詳しく説明する
 ③結論:各論をまとめ、重要な情報を強調する(省略可能)
(2)起承転結は以下の理由でビジネス文章には不適切
 ①「結」が最後にならないとわからない
 ②「転」による不必要な情報の混入

4.パラグラフに展開する
(1)パラグラフ=ある1つのトピックを説明することを目的とした文の集まり
(2)総論(トピック)はできるだけ短く(1文が良い)、最も重要な事を述べる(トピックセンテンス)
(3)パラグラフ(段落)の中でも以下のような流れは同じ
 ①総論(トピック)
  先頭文をトピックセンテンスとし、トピックが何であるか表明する
 ②各論(トピックの補足)
  後続の文でトピックを詳しく解説する
 ③結論(トピックをあらためて強調)
  パラグラフが長くなった場合、最後の文でもう一度トピックを強調する

5.文章に落とす
(1)文章の先頭(前半)にこれまで述べた古い情報を置き、後半に新しい情報を追加していくこと
(2)情報の流れから強調すべきことを主語として文章化すること
 →古い情報にある主語を新しい情報でも継続して使うと良い
(3)パラレリズムを適用する(同種のパラグラフ、章があった場合の文章構成方法)
 パラグラフや章の流れ、構成を別の文章にも適用する
 (パラグラフAが①−②−③−④なら、パラグラフBも①'−②'−③'−④')
(4)パラレリズムの2つの作成アプローチ
 ①1つの項目(パラグラフAなら①−②−③−④全て)を完璧に作った後、他の項目に展開
 ②全項目(A、B、etc...)を作りながら、各項目を比較し上手な部分を他にも展開(いいとこ取り)
(5)主従/因果関係がない場合、文章は連結しない(1文では1つのことのみ述べる)
 →andで等位接続し複数の内容を述べない(「〜し、」「〜り、」「〜が、」という語尾があったら要注意)
(6)文の後半でなく、できるだけ先頭で論理関係・結論を明確に述べる(例.なぜならば、○○を理由としているからです。)

6.文を推敲する
 以下の点に留意する
(1)端的になっているか(2)肯定表現としているか(3)具体的となっているか(4)用語は統一感があるか

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