Smily Books Blog 2023年7月更新中

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プロジェクトを成功させる 現場リーダーの「技術」 岡島 幸男(ソフトバンクパブリッシング)

1.リーダーの3つの価値観 (1)顧客満足志向 (2)チームプレイ (3)中庸であること ①ニュートラルな視点:ワンパターンな思考、方式ありきでなく、ゼロベースで最適な方法を考える ②中途半端とはしない:複数案の折衷(足して2で割る)がベストとは限らない2.…

できる・使えるプレゼン術  村松 かずみ(日本能率協会マネジメントセンター)

1.アンカリング ある体験と五感の刺激を結びつける(アンカーする)ことで、同種の刺激により再体験できるようにする その場に応じた役割に切り替え可能なスイッチをいくつも持っていると良い (1)アンカリングの仕方 ①プラス、最高の状態を思い浮かべる(過去の…

仕事の道具 中島 孝志(青春出版社)

1.段取り (1)戦略を立ててから戦術を決める ①戦略思考 何をやらないか、なぜやらないか、何を選択し集中するか ②戦術思考 どれを、いつ、どこで、誰と、どのように、いつまで、いくらでやるか (2)ABCDE法 マイナス状況の5段階突破法 ①Adversity(逆境) 失敗…

利益を生み出すビジネス手法と事例 小玉 充晴(日経BP企画)

1.情報化時代のMOTの本質 (1)ビジネスの原点 "技術開発"より先に"儲かる仕掛けの開発"に知恵を出すこと2."利益"を生むビジネスへの工夫 (1)ビジネス化のステップ ①素人の他人にアイデアをわかりやすくPRし、そのアイデア(技術)を使ってく れる人と「利益を山…

考える技術 大前 研一(講談社)

1.人を納得させるための論理構成法 (1)「提言」は一つが鉄則 あれこれいっても受け止めてくれない ただし、事実に裏打ちされた提言であること (2)自分が「言いたい順序」でなく相手が「納得する順序」でプレゼンする (3)提言の質を上げる 問題点を逆さまにし…

マネジャー・どう行動すべきか 畠山 芳雄(日本能率協会マネジメントセンター)

1.マネジャー・マトリクス 業務と人、管理(既存ルールをミスなく運営)と改革(新たなルール作り)でマネジャー機能をマトリクス分析すると以下の4つとなる (1)業務管理(2)業務改革(3)人の管理(4)人の改革2.業務管理 (1)例外管理方式 標準に合わない例外事項の…

経営のための直感的統計学 吉田 耕作(日経BP社)

1.全体を一言で表すには (1)中央値(メディアン):ランク付けして並べた時の真ん中の値 ①長所 (平均値と違い)アウトライヤー(外れ値、例外値、極端値)の影響を受けない 常に中央値が唯一存在 煩雑な計算不要 ②短所 大量データの序列付けが大変 (2)最頻値(モー…

ソフトウェアテストの常識 秋本 芳伸(ディー・アート)

1.ソフトウェアテスト設計の心得 (1)手順/条件/環境を明確にする (2)手順/要員配置を効率化する (3)全ての組み合わせテストは不可能だが、テストの種類、範囲(運用/性能/セキュリティ面など)は広げること (4)テスト結果の判定基準(結果予想値)を作る (5)テス…

マーケティング理論と戦略がよ〜くわかる本 宮崎 哲也(秀和システム)

1.環境分析 (1)PEST分析 Political(規制緩和など)、Economical(公定歩合、為替変動など)、Social(クールビスなど)、Technological(モバイルスイカなど)のマクロ環境分析 (2)コンペティターとコンプリメンターの見極め 選択的消費の時代であるため、 ①異なる…

商品開発マーケティング 浅田 和実(日本能率協会マネジメントセンター)

1.課題抽出 (1)既存商品の場合 ①マーケティング活動の分析・総括 商品力4要素の製品力、コミュニケーション力(広告など)、流通力、販促力から総合的に分析 (売上が伸びない原因を製品力のせいに短絡しない) ②市場/顧客満足度調査 ③ポジショニングチェック …

すばらしい思考法 マイケル・マハルコ(PHP研究所)

1.天才の新しい見方を知る (1)問題を何通りにも言い換える ①抽象的、あるいは具体的に表現する 「なぜ?」を5段階程度問いかけ直し、最適な抽象レベルを探す (Why以外の)5W1Hで問い直し、具体的に言い表す ②全体から部分を切り離す フィッシュボーン・ダイ…

「決められない」人の意思決定トレーニング 加藤 昭吉(日経BP社)

1.リスク(risk)の語源 「その日の糧を探す」(アラビア語) 「勇気を持って試みる」(イタリア語)に由来2.時間のとらえ方 (1)日本人 未来に向かって無限に続く"残った"時間 目的を決めて"する"よりも結果として"成る"を善しとする生き方 (2)欧米人 "終わり"…

人生の目的が見つかる魔法の杖 西田 文郎(現代書林)

1.頭を使わない 左脳的発想(理屈脳の論理的な義務感)ではプラス思考にはなれない →プラス思考は理屈でなく感じ取るもの2.IRA(本能反射領域)とは 以下2つの領域にある無意識の領域 (1)脳幹(生命維持、ストレス反応)(2)大脳辺縁系(本能・感情、潜在記憶)3.…

インターネット・ブランディング最前線 赤城 稔(ソフトバンクビジネス)

1.インターネットがブランドを作る時代 (1)トラフィック(顧客)は集めるのでなく、集まるもの ユニーク/便利/差別化された仕組みとコンテンツを最初に作り出すことで、最初の一回りが転がり始める (2)ベルカーブにあるキャズムを超えること 市場全体をベルカ…

論理的な文章が自動的に書ける! 倉島 保美(日本実業出版社)

1.メンタルモデル (1)新しい情報が入力された時、既知の情報を組み合わせて「これはこういうものだ」とする情報の受け皿のこと (2)読み返す自分や読んでもらう相手のとってのメンタルモデルを考慮することが重要 (3)脳の情報と同化し、調整しやすい(「メン…

ブログ・オン・ビジネス  シックス・アパート株式会社(日経BP社)

1.企業ブログのつくりかた (1)事例紹介とQ&A ブログに向いているコンテンツを用意する (2)個人ブログにある真の要望を参考にする (3)コントロールできない(ユーザからのクレームなど)部分も含めオープンに対応 (長期的な口コミ効果を狙う) (4)掲示板よりトラ…

インターネット社会の10年 小豆川 裕子(中央経済社)

1.「インターネット社会」をどう読み解くか この10年のICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)の普及・進展の特徴 (1)コモディティ化した情報機器と多メディアとの融合 (2)エンドユーザ起点のビジネスモデルの創造 (3)国家戦略としてのI…

絶妙な文章の技術 田村 仁(明日香出版社)

1.典型的な悪文、4つのタイプ (1)最優先メッセージが埋もれている 最優先メッセージは以下の2つ ①発信者が一番伝えたいこと②受信者が一番聞きたかったこと (2)長すぎる (3)まわりくどい (4)肝心な内容が見つからない(不要な言葉が多い)2.優先順位を決める…

さらば!失敗プロジェクト 日経システム構築(日経BP社)

1.なぜ失敗を繰り返すのか (1)当事者意識が足りない (2)声が届かず軌道修正できない2.ステークホルダーの責任 (1)失敗の共通原因 ①要求定義②見積もり③プロジェクト管理 (2)PMに必要な仕様凍結能力 ①業務/業種知識②仕様の分析力③ユーザとの折衝力(承認説得能…

内部監査人室 阿久澤 榮夫(文芸社)

1.監査とは (1)特定の目的のために ①内部監査 組織体の行為(組織活動)の法令/組織内規則遵守と適正かつ効率的に実施されているか ②会計士監査 法令(商法特例法や証券取引法など)強制監査で、財務諸表が法令/会計基準に則っているか ③監査役監査 法令(商法特…

哲学思考トレーニング 伊勢田 哲治(ちくま新書)

1.クリティカルシンキングとは お互いの議論の中で情報の質を高める共同作業 →お互いの言っていることを理解する協力的な作業2.クリティカルシンキングの手法 (1)議論の明確化 まず全体としての結論を探す (2)前提の検討 結論を出す理由(前提)を複数取り出す…

事業戦略と事業計画書がよ〜くわかる本 ニュービジネスブレイン(秀和システム)

1.商品力の評価尺度(FABE) (1)特徴(Feature) いかなる特徴があり、競合製品と差別化できるか (2)利点(Advantage) コストパフォーマンス(価格対性能比)の利点は (3)便益(Benefit) 顧客に与える事のできる便益は (4)証拠(Evidence) 裏付ける証拠は実証できる…

使える弁証法 田坂 広志(東洋経済新報社)

1.弁証法において「最も役に立つ法則」 螺旋的発展の法則(物事は、螺旋的に発展する) →「未来進化」と「原点回帰」は、同時に起こり「便利になった懐かしいもの」が生まれる2.弁証法をどう使うか (1)物事を見つめる方法 ①消えたものは、必ず「復活」してく…

仕事ができる人できない人 堀場 雅夫(三笠書房)

1.自分の欠点は直さない(”ムダな努力"はするな) 短所と長所は表裏一体のため、短所を直すのでなく長所と考えて伸ばすよう努力する 2.その場で決断する 常日頃から意思決定の仕事の状況をシミュレーション(頭で思いよぎる程度)しておけば、決断は早くなる 3.…

図解ビジネス実務 マーケティング 坪井 克諭他(日本能率協会マネジメントセンター)

1.理論・概念 (1)4P/5P ①4P product(製品)、price(価格)、place(流通)、promotion(販促) →最近はpromotionがクローズアップ(広告、広報、SP、口コミ) →他の3Pもメディアと考えれば、全てコミュニケーションとして捉えられる ②5P 4P+person(人材)(2)3C/4C ①3…

夢を実現する戦略ノート ジョン・C・マクスウェル(三笠書房)

1.人と夢を共有する方法 全体が見渡せるような絵を描いて、自分のビジョンを理解してもらう(地平線、太陽、山、道など盛り込む)2.自分の可能性を最大にする7つの習慣 (1)自分自身が"力強く強く前向きな人だ"というイメージを持つ (2)"他人の長所"に敏感に気…

バックログ

会社の図書貸し出し履歴を見たら、過去に読んだ本でメモ忘れがあったので、とりあえずタイトルだけ書きとめておく。「ITとリーダー革命―変革の成功はリーダーで決まる」 「SEのためのプロジェクト管理心得ノート」 「Google―電網打尽のインターネット掌握術 …

時間とムダの科学 大前 研一他(プレジデント社)

1.水曜日をオフに (1)自分ひとりで考える自由時間を半日は確保し、将来を考える事に最優先する (2)できるだけ遅く出社し、カフェなど落ち着いた空間で考える (3)立ち止まって整理整頓する日と割り切る2.計画の立て方 (1)計画は毎日修正する (2)想定外の時と…

戦略「脳」を鍛える 御立 尚資(東洋経済新報社)

1.インサイトとは 勝てる戦略の構築に必要な”頭の使い方”(定石を学ぶだけでは勝てない) (1)インサイトの要素 インサイト=スピード+レンズ ①スピード スピードを早くする思考の仕方 ②レンズ ユニークな仮説を作り出すための思考の仕方 2.思考の「スピード」…

企画書・提案書のつくり方 藤木 俊明(日本実業出版社)

1.「通る提案書」を90分でつくる! 原則、以下の順番に作成する(コンセプトから書き始めても良い) (1)企画書・提案書づくりに着手(10分) ①フォーマット参考にする(形から入る) ②提案のネタをセレクトする (常日頃からフォーマット、ネタはストック…